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羅紗
銅版羅紗

 

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ラシャ・羅紗 Raxa

ラシャ( ポルトガル語:raxa)とは、毛織物の一種の紡毛織物(Woolen Fabric)。組織は平織,綾織,繻子(しゅす)織などあり,縮充,起毛,毛刈りをして仕上げるので表面はフェルト化している。ちなみにフェルトは羊毛などの獣毛に蒸気・熱・圧力を加えて縮絨(しゅくじゅう)させ、布状にしたもの。
日本へ入って来たのは南蛮貿易のころ。名称も当時のポルトガル語名称に由来する外来語であり、表記も音を漢字で表した「羅紗」を用いる場合もある。「羅」も「紗」も絹織物に関連する意味する漢字だが、羅紗自体は絹製品ではなくウール製品である。なお、織物組織は平織、綾織、繻子織などで、単一の組織による織物を指す名称ではない。
羽織・軍服・ズボン・スーツ・外套・ 麻雀、ビリヤードのテーブル
日本においては羽織や軍服への需要が多かったが時代の経過により減少傾向にある。ただし、乗馬ズボンや帽子などには引き続き利用されている。かつては合羽もラシャで作られていた時期があったが見た目が豪華なために富裕な商人や医者が贅を競ったため、江戸幕府がこれを禁止したこともある。また、しっかりと編みこまれたラシャは強い難燃性を示すため、火事羽織などにも利用された。19世紀のイギリスの消防士は厚い革帽子とラシャ地のジャケットに身を包んで消火活動にあたったほどである。
厚手のこの生地を加工するために刃渡りの大きなラシャ切鋏(洋裁鋏)が用いられる。
どのように仕立てたか、毛羽立ち具合などによって「インクが転移しやすい」「かぶりまでよく刷れる」「深い腐食のインクをひろう」などの癖として現れる。これらの癖は銅版画の印刷に大なり小なりの影響を及ぼすため、これらのコンディションを素早く読み、自分の刷をコンディションに対応させて調整する能力が求められる。


紡毛織物 紡毛糸(5cm以下の短いもの)を用いて製織したのち,縮充,起毛した毛織物。ウールン。厚地のものが多く,毛羽が長く生地中に空気を多く含み防寒効果が大きい。ラシャ・セル・フランネルなど。
梳毛織物 梳毛糸を用いて製織した比較的薄手で,毛羽が少ない。ふつう縮充(しゅくじゅう)せず,織目の見える毛織物は梳毛織物という。サージ,ギャバジン,トロピカル,モスリンなど。
梳紡毛 紡毛糸と梳毛糸をミックスした糸
縮絨 重いローラーの間を石鹸水を含んだ紡毛織物が、何回も通ることによって、羊毛繊維のみがもつ、フェルト現象が進み、互いにからみあい、ち密な厚い織物にする工程。
起毛 針金や、あざみの実で毛羽を引き出したり、毛羽を好みの長さで、刈りそろえたり、ブラシをかけたり、毛羽をねかせたりする工程。表面変化の出し方は多種多様。
 
銅版画プレス機の羅紗仕立
脂肪酸を含ませ耐圧力・耐摩擦力・耐乾燥・耐劣化・耐汚れと柔軟性の向上させる。
1.羅紗を2枚買う(もともと羊毛にふくまれていたラノリン酸という脂肪酸は洗毛工程で除去され含まれてない・縮絨もゴミも溶かすために多分希硫酸を使用。未確認)
2.ベットより1cmくらい大きく羅紗切りばさみでカット
3.マルセイユ石鹸をサイコロ状(カワイイから)にカットして煮てぬるま湯アルカリ水溶液をつくる。酸化によって脂肪酸分子の重合が進むと、高分子化して固化するが、オリーブ油は70~80%がオレイン酸であるため、他の植物油に比べると固化しにくく酸化されにくい。
4.マルセイユ石鹸(オリーブ油40%~60%、ココナッツ油・シード油60%~40%・パーム油添加)のぬるま湯アルカリ水溶液でバット
※アレッポの石鹸の方が多分いい。昔マルセイユ石鹸のオリーブ油100%石けんは最上のものとして、とくに絹・羊毛の工業的洗浄に使用されていた名残・カッコイイから
※漂白剤使用不可
5. バットの中に入って踏み洗い(棒状に丸めて・再縮絨)
6.反対に丸めて踏み洗い。たわしまたは、デッキブラシで起毛する。
7. 凧糸で2カ所縫ってつるして陰干し(絶対にすすがない・脱水もしない・脂肪酸を含ませるのが目的だから)
8.当て布して110度以下でアイロン再度一日陰干してベットサイズにカットして使用可能
※インクでよごれても溶剤・漂白剤・水は使わない(3から8をやる)
※雁皮ずりなどのりをつかったら必ず3から8をやる
※インクでよごれなくても定期的に3から8をやる
※3から8を縮絨を繰り返し何年かするとち密でやわらかく丈夫で、繊細な印刷を可能にする羅紗が完成するが、たいていは途中で不慮の事故にあう
※運良く完成したら、もったいぶって大事に使い次の羅紗を2枚育てはじめる。密度や堅さ、厚さなど状態の違う羅紗が数枚そろうと多様な版の印刷に対応できる
※事故にあった羅紗はディープエッチ・コラグラフ・樹脂版専用の羅紗にするか、小さいプレス機用にカットするか、よけて使う
※版画工房では一見くたびれて薄汚れている羅紗が大事な羅紗だったりする
※仕立てずに使ってしまった羅紗は使い倒してすてるか、3から8をやってみるか、パーミストン、目立て用、金属磨き、クレンザー、歯磨き粉用のウエスにする
 

無理だと思ったその案件、版画工房カワラボ・Kawalabo! にご相談下さい!


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